コンテンツ制作=自社の資産を増やすこと。作るメリットや外注費用を紹介

コンテンツ制作は、コンテンツマーケティングを行うオウンドメディアにおいて、とても重要な役割を担っています。
メディアに訪問するユーザーとのコミュニケーションツールとなるため、ニーズを考慮して制作にあたることが必要です。
Appmartでは、SEOコンテンツを筆頭に、取材やアンケート調査記事、LPや動画コンテンツの制作代行を行っています。弊社が担当させていただいたコンテンツ制作を振り返り、メリットや制作にあたってのポイント、外注した場合の費用感についてご紹介します。

オウンドメディアに求められるコンテンツとは

コンテンツとは、直訳すると「内容」「中身」と言う意味です。Webにおいては、メディア上に公開されている情報を指し、製品、音楽、動画、記事(SEO、取材など)、資料(ホワイトペーパー)といったものが該当します。

オウンドメディアは一方的な配信ではなく、ユーザーと長期的なコミュニケーションがとれるため、この特性を活かしたコンテンツ制作が必要です。
具体的には、製品やサービスの関連情報をコンテンツに落とし込み、継続的な配信でブランドイメージ定着させてユーザーコミュニティの醸成を図るなど、ユーザーのパイを広げ、理解を深めてもらうことを目的に制作すると良いでしょう。

コンテンツ制作のメリット3選

コンテンツ制作をすることにより、企業にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。メリットは大きく下記3つが挙げられます。

① 会社の資産として残る

コンテンツは会社の資産として半永久的に残ります。
情報発信や集客を行う場合、配信期間が限られている広告は出稿を止めてしまうと何も残りません。しかし、自社でコンテンツを保有することで永続的に配信・訴求し続けられます。
記事であればSEO上の評価を得ることでオーガニック流入があり、ホワイトペーパーや動画などは、SNSや被リンクからの流入が見込めます。

②ユーザー接点を24時間いつでも作れる

コンテンツがある限り、24時間いつでもユーザー接点を生み出せます。
Web上のコンテンツは時間の制限はありません。ユーザーが見たいときに見れる環境はWebコンテンツならではの利点。さらにコンテンツのSEOがしっかりしていれば、検索結果上位に表示され、潜在・顕在顧客に発見されやすくなり、時間に縛られない「集客の仕組みづくり」ができます。

③ブランディングにつながる

ビジネスで成功する要素のひとつとして大事なのはブランディング。
自社サービスや製品、企業イメージを訴求するためにオウンドメディアでコンテンツを配信することが有効とされています。顧客に与えたいイメージを明確にし、コンテンツの方向性を「ブランド訴求」で統一し、一貫したコンセプトのもと制作します。
もしくはユーザーの行動不安から逆算し「この場合にはこの商品」と、イメージ戦略として訴求していくこともあります。

コンテンツでのコミュニケーション=反復効果でユーザーにすり込んでいければ、「(イメージ)」といえば「(社名)」といったように想起してもらいやすくなるでしょう。

コンテンツ制作で必要なポイント3選

オウンドメディアとしてWebサイトを構築する場合でも、ただ商品情報や企業情報でページを埋めるだけでは高い効果は期待できません。以下の点に留意して、より効果を高めましょう。

①顧客のニーズを掴むこと

コンテンツ化する際は、顧客がサイトに求めるニーズの把握が必要です。
まずはフォーカスキーワード(コンテンツのテーマ)の検索結果やキーワード検索ツールなどを通じて読者目線で考えてみましょう。
とくに課題解決型コンテンツであれば、「何に価値をおいているのか」「なぜ知りたいのか」など、ユーザーの気持ちに寄り添うことが重要です。
検索までのストーリーが見えていない、コンテンツがニーズ(検索意図)に合っていない場合は、こちらが想定する顧客がページを見つけ出すことすらできません。

②コンテンツ化する対象への理解

ユーザーニーズにマッチしたコンテンツを制作するためには、コンテンツ化する内容についても深く理解する必要があります。
ここを不透明なままにすると、誤情報としてクレームや炎上の原因に。また、理解度が乏しいと構成や見出しにも表れます。ロジックや一貫性のないコンテンツは読み手も迷子になり、コンテンツに価値を感じてもらえません。

③品質が高いこと

品質においては文章の誤字脱字、企画などさまざまな要因があります。なかでも「信憑性」は重要です。情報の正確さはWebで情報を収集するだけでは得られないケースもあります。その場合は、専門家や有資格者による監修を受ける事も有効です。

また、「独自性」も品質に関わる要素です。他メディアやSNSからの転載や画像の2次利用ではなく、独自性の高い1次情報を提供することもサイトの価値を高めます。外部情報ありきだと、許諾をとる手間やコストが発生する可能性も出てきます。

コンテンツ制作の具体的な外注費用は?


コンテンツ制作は定期的に配信してこそ、マーケティングやブランディングの結果に結びつきます。
しかし、定期配信するための企画や制作などは、リソース面で確保できないケースも多くあります。
とくにオウンドメディア立ち上げ時は、ライターや編集者などのメンバー調達に追われて、なかなか充分なスタートを切れないことも。そういったときは、外注してしまうのもひとつです。

SEO記事コンテンツであれば、毎月10記事程度を半年~1年程度かけて配信していくと効果が表れるでしょう。戦略設計や企画、リライトなどのプランによってややばらつくため、月30万円前後の予算で考えておいたほうが無難です。

取材型コンテンツは、実際に現地に赴いてインタビューすることもあり相場は1本10万円前後でしょう。
参考までに費用感をご紹介しましたが、コンテンツの質をどこまで追求するかでコスト面は大きく変動します。制作・代行会社と意見をすり合わせて、納得できるラインまで方針や企画を固めてください。

コンテンツ制作に関する費用感やアウトソース利用に関しては、同ブログ内にある下記の記事で紹介しています。マーケター1000人にアンケートをとった結果ですので、ぜひご参考にしてください。

費用対効果をみつつ制作

コンテンツの品質担保は大事ですが、その先の費用対効果を算出することも必要です。
内部で対応できない作業や、欠けているノウハウがあれば外部に相談して、必要であれば委託してしまいましょう。

コンテンツマーケティングのコンテンツ設計方法【設計例付き】

コンテンツの設計を行う前に、コンテンツ配信の目的や目標、ターゲットとなる人物がどのような情報を求めているのかを精査していきます。
コンテンツマーケティングを成功に導くには、ただ闇雲にコンテンツを配信するだけでは時間とコストを無駄にしてしまいます。
そうならないためにも事前準備としてのコンテンツ設計は、目標設定、ペルソナ設計と同じく重要な項目といえます。
このホワイトペーパーではコンテンツ設計を行ううえでのポイントやコンテンツの種類をご紹介していきます。

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中山佳子

記事の投稿者: 中山佳子

Appmartでコンテンツ制作を担当しています。toC向けのメディアを多く担当してきました。SEOを意識した記事を作成します。

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