集客やブランディングとしてコンテンツマーケティングを始めたいものの、どのようなCMSでオウンドメディアの構築をすれば良いかわからない、または種類が多すぎて迷うという方はいませんか?今回は、オウンドメディア構築のできる4つのCMS/サービスをピックアップし、それぞれの特徴や料金、おすすめポイントをご紹介します。これから採用サイト、ブログ、コーポレートサイト、新規メディアなど立ち上げる予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
WordPress
参照元:WordPress
WordPressは、世界的にも30%以上という高いシェアを誇り、日本でも多くの企業や個人に利用されています。高度なコーディング知識がなくても、誰にでもサイトづくりができます。有料活用であればSEO効果の期待値が高くなるのも魅力です。
料金プラン(年間一括払い)
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- 無料
※基本的に無料版を利用するケースが多いです。
- 有料版
参照元:WordPress
TwitterやFacebookなど、さまざまなSNSとの連携が可能ですし、プラグイン(無料と有料あり)やデザインテーマの種類も豊富なので、拡張性とカスタマイズ性の高い構築ができます。独自ドメインでの運用も可能。アクセス数や経路など詳細な統計情報が得られ、サイトをブラッシュアップするための分析も容易です。
レイアウトやデザインとなる「テーマ」はさまざまありますが、基本的に日本製のものがおすすめです。外国産だと言語の壁でやや使いづらくなる可能性があるためです。
Appmartに対する案件でもWordPressを扱うクライアント様が多いので、もしWordPress使用のメディアでしたらぜひご相談ください。
Movable Type
参照元:
movabletype
Movable Typeも日本国内で多くの法人に利用されているCMSです。企業の資産ともいえるコンテンツへのセキュリティを高く保持しており、個人や小規模のメディア、大企業、大学機関や官公庁などが取り入れています。製品はソフトウェア版、クラウド版(Movable Type Cloud)、エンタープライズ版(Movable Type Advanced)などを展開。ソフトウェア版の導入先には、株式会社集英社、株式会社WOWOWコミュニケーションズなど。クラウド版は、スポーツ用品メーカーや医療法人、大学などに導入されています。
クラウド版は手軽に始められるので、小規模スタートかつ初心者におすすめです。2019年10月時点ではMovable Type 7の最新バージョンがリリースされています。
Movable Type・ソフトウェア版は無料トライアルが30日間あります。
基本的にライセンス購入となり下記の料金体系になります。
料金プラン
- Movable Type 7 ソフトウェア版:90,000円~(1サーバー・無制限ユーザー)
- Movable Type Advanced エンタープライズ版:1,200,000円(無制限サーバー・無制限ユーザー)
- Movable Type クラウド版:月額5,000円
サーバー、ユーザー数の制限やプラン詳細については下記サイトをご確認ください。
参照元:
movabletype
Movable Type.net でより低コストに
さらに低コストでサイト構築をしたい場合は、月額2,100円から利用できる、Movable Type.netがおすすめです。サーバー不要でスマホにも対応したCMSです。サーバーの管理や開発よりもコンテンツ制作により力を入れたいとき、割ける人員が少ない場合はこちらも検討してみるといいでしょう。
参照元:Movable Type.net
Drupal (ドルーパル)
オープンソフトウェアとして提供されている無料のCMSです。WordPressのように、CMSとして基本的な機能を搭載しており、必要に応じて機能を追加できます。世界中のデベロッパーに開発され続けているので、WordPressよりも追加機能は多く、無料で提供されています。
WordPressよりも規模の大きいメディアの制作に向いています。Google AnalyticsやSNSとの連携、ECサイトのオープンも手軽に着手できるでしょう。また、権限管理の譲与が簡単なので、会員制のサイト作りにも向いています。その他、デザインの自由度や多言語対応もしています。
導入先の一例として、NASA、HIS、マイナビ、毎日新聞社などがあります。日本での知名度はまだまだ低いですが、セキュアな環境で様々なカスタマイズができます。
ただ、Drupalは日本国内のシェアが低いため、問題解決をするときに英語を参考にしないといけません。
料金プラン
無料
参照元:Drupal
Cream
参照元:Cream
Cream(クリーム)は、初心者でも迷うことなく使えるわかりやすい操作性を持ち、スマホ向けのSEOに強いサイトづくりができる日本発のCMSです。国産なので安心ですね。
料金プラン
記事作成、画像や広告パーツ、ボタンの挿入・設置も簡単にできるのが特徴です。各ページ内の記事の見出し、本文、画像などのパーツもドラッグで並び替えることができます。記事が増えても管理がしやすく、スマホ閲覧メインの配信も可能です。
公式サイトでは、どのようなCreamで構築されたメディアが紹介されているので、参考にしてみてください。
参照元:Cream
まとめ
CMSをいくつかご紹介しましたが、使ってみたいものはありましたでしょうか。無料で使える部分はありますが、本格的に取り組もうとすると、有料のサポートやテンプレート利用が必須になる可能性もあります。また、オウンドメディア構築には、サーバー選びやドメイン取得に加え、コンテンツ制作、戦略・運営方法など、その後の方針について決めることは山ほどがあります。その点も踏まえてCMSを選びましょう。
今後のメディア構築の参考になれたら幸いです。
メディア構築についてお困りのことがございましたら、ぜひAppmartにご相談ください。