5ステップで解説!コンテンツマーケティングの導入方法

近年、コンテンツマーケティングを導入している企業が増えてきています。コロナウイルスの影響で対面での営業が難しくなった現在、WEBからのアプローチが非常に重要になっています。
そんなコンテンツマーケティングを実際に自社で導入する際は、どういった手順で進めればいいかわかりにくいですよね。この記事では、コンテンツマーケティングの導入方法をわかりやすく、5つのステップにまとめてご紹介いたします!導入する際のメリットデメリットも続けて解説いたしますので、参考になさってください。

コンテンツマーケティング導入の5ステップ!

ここでは、コンテンツマーケティングを導入する際の、5つのステップをご紹介いたします。このステップを踏めば、コンテンツマーケティングを行う際に最低限必要なところを抑えることができますので、担当の方はまずこのステップを行っていきましょう。

STEP1:KPI設定

KPIとは「Key Performance Indicator」の略称です。日本語では「主要業績評価指標」と訳されます。
目標を達成するのに、定量的な数値で達成具合を表し、指標として使われます。KPIの設定があいまいだと、マーケティングの施策自体もあいまいになり、結果うまくいかなかった……といったことにもなりかねません。どういった目的でコンテンツマーケティングを始めるのかを全体で認識を合わせ、そのための目標も随時決めていくようにしましょう。

KPIはコチラの資料に設定例の項目がございます。▼

STEP2:ペルソナ設計

KPIの設定が終わったら、ペルソナの設計をしていきましょう。ペルソナのレベル感によっても作っていくコンテンツの内容が変わってきます。すでにサービスは認知しており比較検討している顕在層か、まだサービスを知らずに課題形成前の顕在層か、どちらもターゲットにはなってきますが、優先度によって対策すべきペルソナが変わってきます。
顕在層であればサービス比較や導入事例のコンテンツHOWTO系コンテンツなど、課題形成前の潜在層であれば問題提起のコンテンツなど、ペルソナによって最適なコンテンツを設計する必要があるので、まずはペルソナを明確に定めましょう。

ペルソナ設計についての詳細はこちら▼

STEP3:全体設計

ペルソナまでを設計したら、次は全体の設計に移ります。どんなメディアにしたいのか、コンセプト、CVポイントをどこに置くか、どうやってCVに遷移させるか、メディア内を回遊してもらうにはどうしたらいいか……など、メディア全体の流れを設定していきましょう。ここは会社のKGIから逆算して、このメディアでどうしたいのか、どういった成果が欲しいのかを明確にし、会社全体での共通認識として持ちましょう。

STEP4:コンテンツ調査

コンテンツはペルソナによって知りたい情報が異なってくるため、まずはどの層を狙っていきたいかを明確にしたのちにコンテンツの調査をしていきます。まずターゲットとしているペルソナはどんなニーズを持っているのかを予測し、仮のキーワードを決めていきます。コンテンツマップを作ってみるのがおすすめです。競合やサジェストワード、共起語なども活用してペルソナのニーズを読み取っていきます。コンテンツマップを作成すると、まず優先すべきコンテンツや必要なコンテンツを可視化することが可能です。

STEP5:リソースやスケジュール調整

これまでのステップを経て初めてリソースやスケジュールの調整に入ります。どのくらい使えるリソースがあり、どういうスケジュール感で進めていくか決めることが可能です。目的、目標に沿ったリソースやスケジュールであるかを確認しましょう。

導入前に知っておきたいメリットデメリット

コンテンツマーケティング導入時の流れをお伝えしましたが、あわせてコンテンツマーケティングを導入する際のメリットデメリットも把握し、理解したうえで進めていきましょう。

メリット1:コンテンツが会社の資産になる

コンテンツマーケティングは、コンテンツを発信してユーザーとのタッチポイントを作っていきます。コンテンツをWEBに公開した分、そこから見込顧客の獲得を永続的にし続けてくれるので、都度内容を見直す必要がありますが、一度公開すれば会社の資産となり残ります。反対に、広告は即効性があり、出稿したらすぐに効果を感じることができますが、効果を継続するには継続的に出稿し続けなければなりません。
資産として残るコンテンツマーケティングと、即効性を感じられる広告とのバランスを考え、配信していくとよいでしょう。

メリット2:顕在層、潜在層どのターゲットにもアプローチ可能

コンテンツマーケティングは、自身でペルソナを設定し、そのペルソナに向けてのアプローチが可能です。ペルソナが他社と比較している顕在層であれば、導入事例等で自社の強みをアピールできますし、まだ自社サービスを知らない潜在層であれば、まず課題を気づかせるために問題提起を訴求する等が考えられます。
ターゲットによって訴求内容やアプローチを変えることができるのは、コンテンツマーケティングのメリットの一つでしょう。

メリット3:仕組み化さえできれば集客の効率が良い

コンテンツマーケティングは、始めはコンテンツを準備したり、CVまでの導線設計に時間がかかったりする場合もありますが、ユーザー目線で「ユーザーの知りたいこと」に寄り添っていくため、ユーザー自らアクションしてくれる形で仕組み化することが可能です。広告に依存するのではなく、ユーザー目線でユーザーからアクションさせるような仕組み化作りを目指しましょう。

デメリット1:すぐに結果がでない

コンテンツマーケティングの一番のデメリットは、すぐに結果がでないことです。広告とは異なり即効性がないため、中長期での戦略を設計する必要があります。しかし、うまくいけば広告で運用するケースより費用対効果が良くなるでしょう。
広告とコンテンツマーケティングをうまく使い分けることがカギとなります。

デメリット2:こつこつと継続してコンテンツを配信する必要がある

コンテンツマーケティングは中長期の戦略であるため、短期的に見て成果を判断するのが難しいです。コンテンツを継続して更新し続ける必要があるので、労力も時間もそれなりにかかると思ったほうがいいでしょう。
コンテンツマーケティングは時間がかかるもの、と認識して、長期的に見た計画を立てましょう。

まとめ

コンテンツマーケティングの導入を検討してる方は、まずは先述した5つのステップを経ることが重要です。この5ステップが明確になってるほど、後々の進行もスムーズになります。また、あわせて導入した際のメリットデメリットもしっかり把握しておきましょう。
コンテンツマーケティングはいい面もあれば悪い面もあるので、会社的にどういう戦略でいくか、そこにリソースを避けるかを十分話すようにし、コンテンツマーケティングで着実に成果を上げれるよう、しっかりと戦略を立てていきましょう。導入時のご不明な点がありましたら是非弊社にご相談ください。

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コンテンツの設計を行う前に、コンテンツ配信の目的や目標、ターゲットとなる人物がどのような情報を求めているのかを精査していきます。
コンテンツマーケティングを成功に導くには、ただ闇雲にコンテンツを配信するだけでは時間とコストを無駄にしてしまいます。
そうならないためにも事前準備としてのコンテンツ設計は、目標設定、ペルソナ設計と同じく重要な項目といえます。
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中野史織

記事の投稿者: 中野史織

Appmartの営業担当です。コンテンツマーケやSEOを通して、クライアントの成果に繋がるよう励んでいます!47都道府県制覇に向けて毎シーズンどこかしらにお出かけ中。

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