コンテンツマーケティングの種類とは?記事コンテンツからメルマガまで

  • コンテンツ制作
  • 運用
コンテンツマーケティング 種類

コンテンツマーケティングの種類は、記事コンテンツ以外にも動画・LP・ホワイトペーパー・SNS等さまざまなものがあります。今回は、コンテンツマーケティングの種類とそれぞれの特徴について解説していきます。

コンテンツマーケティングの種類6選

コンテンツマーケティングの種類は、ターゲットや流入経路によって必要なものが異なります。まずは、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

種類 目的
記事コンテンツ 自然検索からの流入
LP 商品の購入や問い合わせ
ホワイトペーパー 課題解決、事例紹介、リード獲得
動画 サービスや商品の紹介、ブランディング、プロモーション
インフォグラフィック 情報の集約
メルマガ リード育成

自然検索からの流入を増やす「記事コンテンツ」

記事コンテンツは、すぐに効果が現れるわけではありませんが、検索エンジンにそのコンテンツが上位表示されることによって、継続した長期的な流入が見込めるでしょう。

記事の主な種類は次の通りです。

  • コラム記事
  • HOWTO記事
  • まとめ記事
  • 専門家記事
  • 事例記事
  • インタビュー記事
  • 活用方法記事

記事の種類については、こちらの記事で詳しく解説しています。

広告にぴったりの「LP」

LP(ランディングページ)は、商品のことを紹介し、購入してもらうためのページのことです。商品のことだけを掲載しているので、特徴や強みをより理解してもらえるという効果があります。そのため、商品購入に繋がりやすいといえるでしょう。

自然検索からの流入ももちろんですが、リスティング広告として出稿したり、InstagramやYouTubeの広告から遷移させたりするページとしても利用できます。

広告色を薄める「記事LP」という方法も

LPは1つのページに、その商品のことだけを掲載するため、どうしても広告色が強くなってしまいます。そんなときにおすすめなのが、記事LPです。

記事LPとは、商品に関連した悩みに寄り添いながら解決していく記事のことで、記事LPから普通のLPへ繋げることがほとんどです。広告感が薄まっているため、ユーザーが知りたい情報を提供した上で、自社の商品をアピールできます。

リード獲得には「ホワイトペーパー」

ホワイトペーパーは課題解決を促し、商品に対する意向度を上げるために効果的です。主にBtoB向けの施策で、独自のアンケート調査や導入事例の紹介、ノウハウを解説するなど、課題解決のために使われます。

ホワイトペーパーをダウンロードした人に対してメルマガを配信するなど、他の施策にも繋げられます。

目と耳に伝える「動画」

動画コンテンツは、文字や画像だけの記事よりも伝わりやすく、BGMを含めた聴覚からもアピールができます。文字では伝えづらい情報をまとめられるので、商品理解を促してくれる効果があります。

事例や使い方を紹介する、商品レビューをする、YouTuberに紹介してもらうなど、活用方法はさまざま。自社サイト上で公開しても良いですが、YouTubeにアップしたり広告を出したりしても良いですね。

ひと目でわかる「インフォグラフィック」

インフォグラフィックとは、データや情報を図やグラフなどでわかりやすく表現すること。動画と同じく、文字で羅列するよりも伝わりやすいため、視覚的な面で効果があるといえるでしょう。

情報をまとめる力が重要で、1枚の画像だけで内容が伝わるようにする必要があります。記事やLP、ホワイトペーパーの中に含めることで、よりオリジナリティの高いコンテンツが完成します。

直接的なアプローチができる「メルマガ」

メールマガジンは、獲得したリードに対して直接的に販売促進ができます。

購入へ繋げるにはリード育成が欠かせませんが、そのためにはシナリオ作成やネタ選定などの前準備が必要です。メールを送っても読んでもらえないケースも多く、運用コストが高くなってしまうことが、難点として考えられます。

しかし、メルマガを送る対象は、LPから商品を購入した人やホワイトペーパーをダウンロードした人、資料請求をした人など、その商品に関する何かしらの経路でアクションがあった人です。そのため、購入・再購入に繋がりやすいといえるでしょう。

コンテンツを拡散させることも重要

ここまでは、コンテンツの種類についてご紹介してきました。これらを見たり読んだりしてもらうには、自然検索からの流入はもちろんですが、「拡散力」が欠かせません。

続いては、「SNS」と「プレスリリース」について解説します。

人から人へ広まる「SNS」

TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSでシェアされることによって、記事や動画が世界中に広がっていきます。

その商品に興味がある人はもちろんのこと、興味がない人にも見てもらえる機会が増えます。たとえ興味が無い商品でも、インフルエンサーが紹介することで、「○○さんが使っているなら良いものなんだな」「自分も買ってみよう」という気持ちになることも多いのではないでしょうか。

媒体に選んでもらう「プレスリリース」

プレスリリースは、新しい商品を発売したときやイベントを開催するお知らせとして使われることが多いです。

その他にも、アンケートなどの独自調査結果をまとめて、プレスリリースを出すという方法もあります。アンケート結果を他メディアの参考資料としてもらうことで被リンクが受けられるため、SEO的な面でも良い効果が見込めるでしょう。

プレスリリースを出すことでメディアに拡散してもらえるので、広告費を抑えられるというメリットがあります。しかし、掲載は各媒体の判断によって異なります。必ずしも拡散されるわけではないので、注意が必要です。

まとめ

今回は、コンテンツマーケティングの種類について解説しました。コンテンツマーケティングの方法は、商品やサービス、ターゲットによって異なります。目的にあったコンテンツマーケティングの種類を選ぶようにしましょう。

コンテンツマーケティングのコンテンツ設計方法【設計例付き】

コンテンツの設計を行う前に、コンテンツ配信の目的や目標、ターゲットとなる人物がどのような情報を求めているのかを精査していきます。
コンテンツマーケティングを成功に導くには、ただ闇雲にコンテンツを配信するだけでは時間とコストを無駄にしてしまいます。
そうならないためにも事前準備としてのコンテンツ設計は、目標設定、ペルソナ設計と同じく重要な項目といえます。
このホワイトペーパーではコンテンツ設計を行ううえでのポイントやコンテンツの種類をご紹介していきます。

フォームに必要事項を入力すると資料をダウンロードできます。

中山佳子

記事の投稿者: 中山佳子

Appmartでコンテンツ制作を担当しています。toC向けのメディアを多く担当してきました。SEOを意識した記事を作成します。

↑