Webライティングで重要な検索者の心理と記事タイトルの付け方

コンテンツマーケティングを導入して記事を書いているけど、なんとなくタイトルを付けるのではなく、Webライティングを行う上で押さえておくべき重要なタイトルのつけ方が知りたい。
そんな方へ今回は検索者の意図を汲んだ、読まれる記事タイトルの付け方をご紹介します。

記事タイトルの重要性

まずwebコンテンツを配信してく上でタイトルがなぜ重要なのかというとクリック率に大きな影響がでるからです。
検索エンジンやソーシャルメディアにコンテンツが表示されたとしても、中身を見てもらう為にはまずクリックをしてもらわなければいけません。

そして、他にもたくさんあるコンテンツの中から、この記事を読んでみたいと読者に選ばれなければいけません。
何かの作品のキャッチコピーに近いところもありますが、ブランドのキャッチコピーではないので自分の言いたい事だけや抽象的な表現だけではダメです。
webコンテンツの場合は検索ユーザーの意図を汲み取った表現と、自分の伝えたいことをうまく融合させる事が大切です。
それでいてわかりやすく簡潔で、読み手側がそのタイトルを一目見て内容を想像出来て、何より自分にとってプラスになるコンテンツだと思ってもらえればクリックの数は上がってきます。

読まれるタイトルの付け方

まず、ユーザーが検索をするという行為自体が何らかの不安や、〜したい、知りたいなど感情からくる行動が多いので、その検索行動に対してこの記事を見れば「知ることができそう」「問題を解決できそう」「判断できそう」「比較できそう」と思ってもらう必要があります。
こういったタイトルが付けられるようになるポイントがこちらです。

1.検索エンジンに合わせたつけ方

検索エンジン
検索エンジンには優位性を無くす為に基本的なルールがありますので、最低限それに合わせた形でタイトルを作成した方が良いです。

  1. キーワードは必ず入れる
  2. タイトルの文字数は30文字前後までにする

まずキーワードは必ずタイトル文の中に入れて下さい。正しく検索エンジンに読み取ってもらう為にはそのままのワードを入れておくのがベターです。
そして文字数については、検索結果で表示される文字数に制限がありそれが約30文字前後となっている為です。検索エンジンによっても多少誤差は出てくるようですが、あまりにも長いタイトルで本来見てほしいワードが表示されなかった場合機会損失になってしまうからです。

2.視点を止めるようなワードの活用

目立つ言葉
検索をして何かを探すということは、当然自分にとって利益のある情報を得たいと思っています。
検索結果で表示される膨大な情報量の中から、自分たちのコンテンツを見てもらう為に大事な要素として検索結果の順位がありますが、順位が上がってもクリックして記事に入ってきてもらわなければ意味がありません。
そしてせっかく上位に上がったのにクリックされなければ評価が落ちてしまうのでもったいないですね。

そんな時に役立つのが、目につきやすい単語です。

例えば、
「役立つ」「注意」「重要」「最新」「問題」「実態」「方法」「理由」など。

コンテンツの内容にもよりますが、タイトルの中にこういった言葉を入れておくと、目につきやすいタイトルになる上、記事の内容も想像がつきやすくなります。

3.カスタマージャーニーに合わせたタイトル

コンテンツマーケティングでは、「誰に」「何を」発信していくのかは非常に重要な項目になってきますが、
まずは、その配信するコンテンツは一体「誰に」発信していくのかという部分をしっかりと抑えておきたいところです。

そこで出てくるのがカスタマージャーニー。
カスタマージャーニーとは、顧客の消費行動における活動を旅に例えた言葉で、顧客側が行動に起こす前の段階から、どのように認知し、どこで接点を持ち、どうやってゴールまで行きつくかのプロセスを顧客の心理レベルごとに可視化して分けたものになります。

アナリティクスのデータなどを用いて細かく定義される場合もありますが、今回は新しいコンテンツでタイトルをつける時に活用できるようにするため、大きくA、B、Cの3つに分類していきます。

顧客の心理レベル(カスタマージャーニー)の3段階

A.何が問題かがわかっていない人・知識が足りていない人

何が問題かに気づいていない人
今の自分の何が問題かがわからなかったり、知識が不足していて判断がつかない状態の人。

B.解決方法がわからない人・探している人

問題の解決方法を知りたい人
今、何が問題となっているかは認識しているが、その解決方法自体がわからない人。

C.比較検討の段階に入っている人

比較検討段階に入っている人
解決方法はわかっているが、どの解決方法を選んだら良いかがわからない人。

これらのカスタマージャーニーを見てみると、それぞれの顧客レベルで読みたいコンテンツの内容というのが異なっているのがわかると思います。
内容自体はもちろんそうですが、それぞれのレベルに合わせた形でタイトルを作ることも重要になってきます。

今回タイトルのつけ方をイメージしやすくするために、人材市場・転職市場を題材にタイトル例を考えてみます。

カスタマージャーニーに合わせたタイトルのつけ方

・心理レベルAの場合の例(行動のキッカケを生むタイトル)

Aのレベルの人に対しては、何が問題かわからない。知識不足などの状態なので、タイトルの付け方としては、知識ベースの深堀や気づきを与えるタイトルが有効かと考えます。

顧客の心理レベルA
例えば、求職者の心理レベルが「仕事を頑張ってはいるけど年収300万円代から3年も抜け出せないでいる。上司にもあまり気に入られる方じゃないしどうしたら良いのか?」
こういったレベルの人に向けたタイトルとしては「入社2年目で年収アップに成功!平均年収500万円の世界とは?」など、「とは?」という言葉を活用し、その物事に対しての深堀をしている記事のイメージがつくものが良いです。

この人は、今の職場だけで頑張ろうとしていて転職をした場合にステップアップができる可能性があるということに気づいていないということと、500万円の生活をイメージさせてあげることで、行動をするための気づきを与えてあげるということがポイントとなります。

・心理レベルBの場合の例(行動不安に対して応えるタイトル)

Bのレベルの人に対しては、自分が何か足りないという問題を認識していて、解決方法を探している状態のため、行動不安に対して応えてあげられるようなタイトルの作り方が有効と考えます。

顧客の心理レベルB
例えば、求職者の心理レベルが「アプリ開発者として新卒で入社して4年。自分のスキルアップのために転職を検討中だけど、自分の今のスキルでどこまで通用するのかわからない」

こういったレベルの人に向けたタイトルとしては「アプリ開発Mgrなら必須!押さえておきたい5つの重要なスキル」など、解決するために自分に足りていないものは何か?を提示できるような内容を連想させるタイトルが良いです。

この人は、ステップアップする上で、足りないスキルなどを気にしている可能性があるので、未来の自分を想像したときに足りないものを明確にしてあげることと、5つという数字を使うことで記事の読みやすさのイメージを持ってもらい、記事中へ誘導をかけるということがポイントになります。

・心理レベルCの場合の例(比較段階で役立つ情報や決断材料があるようなタイトル)

Cのレベルの人に対しては、既に自分の問題や解決方法はわかっていて、解決する方法の比較段階に入っているため、決断をする際に役立つようなタイトルの作り方が有効と考えます。

顧客の心理レベルC
例えば、求職者の心理レベルが「やりたいこととできることは把握しているため、あとは勤務地や就労条件などを比較している状態。モノづくりはしたいけど残業多いのはいや。派遣とかの方が生活のメリハリがあるかな?」

この人に向けたタイトルとしては「実はワークライフバランスが充実できる?アウトソースの実態」など、直球のキーワード且つ、比較フェーズの中で目を通しておいた方が良い内容を連想させるタイトルが良いです。

この人は、自分を客観的に見てエンジニアとしてどういった職場環境に行くかの判断材料が欲しいという状態のため、決断するためのヒントになる情報があるような書き方がポイントとなります。

このCのレベルの求職者は求人媒体で多く存在している層ですが、各企業のコーポレートサイトや採用サイト、オウンドメディアなども回遊することが多いため、こういった求人媒体以外のコンテンツでもタッチしておきたいところです。

さいごに

タイトルの作り方としては、もちろん業種、業態、目的に応じて書き方は変わってきますが、考え方の1つとしてご参考にしていただければと思います。

ただ総じていえることは、検索者の意図は何なのか?その意図に応える記事の内容になっているか?
そしてそのコンテンツの内容を端的にわかりやすくタイトルで表現できているかが大切なポイントです。

タイトルやコンテンツ制作でお困りのことがありましたら、弊社でも制作のお手伝いをさせて頂いておりますので、気になった方はぜひお問合わせくださいませ。

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松田 慶司郎 記事の投稿者: 松田 慶司郎

オウンドメディアの運営からコンテンツマーケティングのサポート、各種プロモーションの企画など、集客におけるWEBマーケティング全般をお手伝いさせて頂いております。