コンテンツマーケティングの記事は使い分けが重要!読者のための記事作り

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コンテンツマーケティング 記事

コンテンツマーケティング用の記事と一言でいっても、コラム記事やインタビュー記事など、さまざまな種類の記事があります。ユーザーの心理によって必要な記事の形は異なるため、できるだけ網羅する必要があります。

今回は、コンテンツマーケティングに必要な記事の種類とその作り方について解説していきます。

【4つの心理別】記事の種類

ユーザーの心理は主に、何が必要なのかが分かっていない「課題形成前」、必要なものはわかっているが、解決方法がわからない「課題に対する情報収集」、どの商品が良いのかを知りたい「比較検討」、商品購入・使用後の「ファン・アンバサダー化」の4つに分けられます。

今回は、低反発のマットレスを販売するための記事を例にして、考えていきましょう。

問題を気付かせる!コラム記事

  • 対象ユーザー:課題形成前
  • 記事タイプ:SEO向き
  • キーワード例:疲れ 取れない

コラム記事とは、ある事実に基づいた論理的な分析や筆者の意見を掲載した記事のことです。ただし、自分に起こった話を掲載する体験談ではないので、注意してください。

コラム記事では、「何が問題かわからない」「何が問題か気づいていない」人に向けて、問題提起をしてあげる必要があります。

低反発のマットレスを直接的におすすめするのではなく、「疲れが取れないのはなぜ?」と感じて検索した人に向けて、睡眠が関係しているということを訴求した記事を作成しましょう。

定期的な流入が見込める!HOW TO記事

  • 対象ユーザー:課題に対する情報収集
  • 記事タイプ:SEO向き
  • キーワード例:睡眠不足 解消

HOW TO記事とは、疑問に対して解決方法や手順を紹介している記事のことを指します。この答えが大幅に変わることは少ないので、検索上位に表示されれば定期的な流入が見込めるでしょう。

今回の場合は、睡眠不足の解消には生活習慣や食事、適度な運動も大切ですが、睡眠アイテムも重要だということが伝わるような記事が考えられます。

回遊率UPに貢献!まとめ記事

  • 対象ユーザー:課題に対する情報収集
  • 記事タイプ:SEO向き
  • キーワード例:睡眠 質

ここでのまとめ記事とは、自分が書いた記事をまとめた記事のこと。他サイトの記事をまとめたものではないので、注意してください。

複数記事の内部リンクを入れるため、回遊率UPにつながります。直帰率や離脱率が下がり、サイト全体のPVが増えるので、SEOの観点から見ても良い効果が期待できるでしょう。

信頼感UPには欠かせない!専門家記事

  • 対象ユーザー:課題に対する情報収集
  • 記事タイプ:専門家執筆・監修
  • キーワード例:睡眠 研究

専門家記事とは、その名の通り専門家が執筆や監修をしている記事です。医師や弁護士、税理士、管理栄養士、美容師など、その道の専門家が発信することで、記事の信頼度が高まります。睡眠に関連した記事の場合は、睡眠の専門医が適切な専門家になるでしょう。

専門家記事は、Googleの検索品質評価ガイドラインでも定義されている、EATを高めることができます。EATとは、専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trustworthiness)の頭文字を並べたもので、これらを意識した記事作りが検索順位の上位化に欠かせません。

使い道をイメージさせる!事例記事

  • 対象ユーザー:比較検討
  • 記事タイプ:使用事例紹介
  • キーワード例:マットレス おすすめ

事例記事では、実際に使っている人の事例やお客様の声を掲載することが多く、購入後のイメージができるでしょう。サービスや商品の紹介ができるため、実際に使ってみて「どんな効果があったのか」を具体的に伝えられる効果があります。

知識を深める!インタビュー記事

  • 対象ユーザー:比較検討
  • 記事タイプ:利用者インタビュー

インタビュー記事とは、商品に関係する人にインタビューをして作成した記事のことで、事例記事と同じようにお客様の声を掲載できます。お客様へのインタビューだけでなく、低反発のマットレスの開発者に開発時の苦労や他商品との違いやこだわりを聞いたり、その商品に詳しく、お客様の悩みを一番生で聞いている販売員にインタビューしたりしてもいいですね。

堅いイメージにしたくないときは、記事全体の流れを会話形式にするのがおすすめ。話し言葉のままで文章化したり(笑)を使ったりすることができるので、インタビュー時の和やかな印象を伝えられます。

インタビュー記事は自然検索からの流入を狙うのではなく、流入したユーザーがより知識を深め、満足感を高めるための記事です。そのため、HOWTO記事やコラム記事などの自然検索からの流入を目的とした記事に内部リンクを設置し、他の記事からの遷移を狙うことがおすすめです。

リピーターに繋げる!活用方法記事

  • 対象ユーザー:ファン・アンバサダー化
  • 記事タイプ:使い方紹介
  • 効果:再購入

活用方法記事とは、商品の使い道や便利な活用方法を紹介している記事のこと。低反発のマットレスのような商品よりも、ツールなどの使い方を紹介していることが多いです。新しい使い方や便利な使い道を知ることによって、再購入につながる可能性が高まります。

【3ステップで簡単】記事の作成手順

記事の作成手順は、基本的に次の通りです。

  1. ネタ探し
  2. 構成作成
  3. 執筆

ネタが決まったらそのまま執筆に入らず、全体の構成を作るところから始めましょう。「あれも書きたい!」「これも書きたい!」と、記事を上から読んだときに全体の流れがブレることを防ぐことができます。インタビュー記事の場合は、この他にも取材先の選定やアポ取り、インタビュアーとカメラマンのアサインなども必要です。

記事の作り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。


自分主体の記事はNG

記事の内容は、「ユーザーが求めていること」を意識して書くようにしましょう。よくある失敗の一つに、自分の伝えたいことばかり書いてしまい、読者が知りたいことが何も書かれていなかった、ということが挙げられます。

例えば、「睡眠 ダイエット」と調べる人は、睡眠とダイエットの関連性や効果があるのかについて知りたい人たちです。しかし、ダイエットについて解説するのではなく、自社の商品の紹介をいきなり始めてしまうと、自分の求めていることが書いていないと分かった読者は離れてしまいます。

まずは、検索意図に沿った睡眠とダイエットの関連性や効果などを解説した後に、低反発のマットレスなら熟睡に効果があるので、ダイエットのために睡眠改善を考えている人にもおすすめです!という流れでまとめる方法がおすすめです。

まとめ:ユーザーに合わせた記事を作ろう!

今回は、コンテンツマーケティングの記事の種類についてご紹介しました。ユーザーの心理によって必要な記事の形は異なるため、ターゲットに合わせた記事を作るようにしましょう。

名前なんていらない。toBのペルソナ設計方法【シート付】

コンテンツマーケティングにおいて、なぜペルソナを設計するのかといえば特定の人に刺さるコンテンツをつくるためです。
コンテンツマーケティングを行ううえで、自社で設定したゴールにたどり着くべき人とは誰なのかを明確に持っておくことが大切。「このコンテンツは発信するべきものなのか」、「意味があるものなのか」など、つくるべきコンテンツを定める必要があるからです。
とくにtoBにおいては、名前や年齢などのデモグラフィックデータよりもターゲットとなる人物の心理が重要になります。

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中山佳子

記事の投稿者: 中山佳子

Appmartでコンテンツ制作を担当しています。toC向けのメディアを多く担当してきました。SEOを意識した記事を作成します。

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